もう5月ですが、いろいろあって鳥見をセーブしていた関係でネタ切れ状態です。昔の写真を引っ張り出して、思い入れが強かった鳥の思い出話をしようと思います。
今日の思い出の鳥はシラコバト。江戸時代に移入されたのが野生化したとか、もともと棲んでいたとかいろんな説がありますが、埼玉県、千葉県、茨城県の一部でしか見られなかったハトです。埼玉県の県鳥でコバトンというマスコットキャラになってますね。今では埼玉県以外ではもう見るのが難しい鳥です。
日本野鳥の会・埼玉県支部に見られそうな場所をメールで問い合わせてみたら「いろいろ調べてみましたが当会ではシラコバトの所在を把握しておりません」との返事をいただいた。野鳥の会でもわからないので、知り合いの埼玉県のバーダーに聞いたら「一番確率高いのは野生だけど東武動物公園に飛んでくる個体だよ」と教えてもらいました。野生のハトを見るのに動物園とは…。
自分で色んな鳥ブログなどを見て、見当つけた場所を探して見る事にしました。そこで見られなかったら動物園に行く手筈で。(;^_^A
そうして埼玉県某所を探し回ってシラコバトを見つけたのが、この写真。手前が幼鳥、向こう側が成鳥なので親子かな?(2009年2月撮影)
すぐに飛んで木の枝にとまりました。右が成鳥、左が幼鳥。
とりあえず見られてよかったシラコバト。首の模様が特徴的です。
後にも先にもシラコバトを見たのはこの時だけです。「ポッポッポはとポッポ…」の童謡「鳩ぽっぽ」はシラコバトの鳴き声をモチーフにしてるとか。
シラコバトの好物は白子、バットに入ってる…m(_ _ )m