今年3月以降、鳥見を控えて相変わらずステイホームの毎日です。
しばらくライフリストの鳥の紹介を続けます。
ライフリストNo-400の鳥はチシマウガラス
体長79〜89cm 翼幅91〜102cm。数が少ない留鳥または冬鳥として北海道東部に生息。
2011年6月、北海道根室市で。一人で納沙布岬に行きましたが濃霧です。チシマウガラスが繁殖したと新聞に載っていた岩も霞んでよく見えません。
それでもめげずに霧の中を飛ぶ鵜を撮影しました。これは頬が黒く、くちばしが細く黒いのでヒメウと分かります。
こちらは顔の頬が白いのでウミウ。たくさん飛ぶ鵜を片っ端から撮っていました。
あれ! これは? 頬が黒いけれど嘴が細くない、嘴の色が淡いし先が黒い…
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!! チシマウガラスです!
連写したもう一枚も見てみると、顔に若干の赤みも見えますし、くちばしの上の部分の淡色の裸出部が左右に繋がって見えます。チシマウガラスに間違いないでしょう。ヒドい証拠写真ですが、泊まった民宿えとぴりか村のオーナーがベテランバーダーでカメラのモニターを見て「若鳥ですが間違いないでしょう」と太鼓判を押してくれました。
2011年12月、北海道根室市で。同じ年の冬に鳥見ツアーで訪れた納沙布岬で今度はクリアなチシマウガラスを撮影できました。周りにいるのは殆どヒメウ、左側に少し大きい個体が見えますがウミウ、右側のくちばしが白っぽく見えるのがチシマウガラスです。
この真ん中の個体です。目の前の裸出部がくちばしまで左右で繋がってます。成鳥冬羽ですから体の色もキレイです。
これなら証拠写真になるでしょう。
自分なりのカウントの仕方ですが、ひとりよがりの国内限定ライフリスト400種目の鳥がチシマウガラスでした。
ライフリストも400種を超えるとかなり珍しい鳥も出てきます。
しばらくこのシリーズ続けますので乞うご期待…?