昨年3月以降、鳥見を控えて相変わらずステイホームの毎日です。
しばらくライフリストの鳥の紹介を続けます。
ライフリストNo-444の鳥はセアカモズ
体長25cm。迷鳥として宮崎県、石川県舳倉島、沖縄県与那国島、香川県で記録がある。アカモズ類は交雑個体多くフィールドで識別はとても難しい。
2013年2月、神奈川県で。珍モズの噂を聞いて行ってみました。大勢のアマチュアカメラマンが見守る中、やっと飛んで来てくれました。
田んぼの畦道を歩いて少し近づいてみます。
セアカモズの特徴は背中が赤褐色である事、頭が灰色である事など。頭部の灰色は確認できましたが、背中をなかなか見せてくれません。
やっと少し背中が見える写真を撮れました。背中、赤褐色です。普通のモズは頭が茶色で背中が灰色ですから丁度反対の色になるんです。
現地のアマチュアカメラマンの間では、某有名野鳥写真家M氏が「雑種」だと言ったとか、某Y鳥類研究所がセアカモズだと同定したとか色々な噂が飛び交っていました。それぞれが又聞きの話ですからいつもの通り無責任な噂です。
しかし敬愛する野鳥写真家K氏が自身のHPでこの個体を「セアカモズ」と写真を載せていましたので、それを信じる事にしました。
ライフリスト419種目のモウコアカモズ(オリイモズ)の時にも書きましたが、珍鳥それ自体かなり稀なのに雑種となるともっと珍しい、個体差もあるし本種と雑種の区別は難しいらしいです。
今日のダジャレ せあからモズクを食べない
ひとりよがりの国内限定ライフリストも400種を超えるとかなり珍しい鳥も出てきます。
しばらくこのシリーズ続けますので乞うご期待…?