今日のブログは鳥の交尾の写真が載っています。そういうのが苦手な方はこのままページを閉じてください。
日本野鳥の会・千葉県の谷津干潟探鳥会で見た鳥たちです。(3月22日撮影)
仲良く並んで餌を探してたセイタカシギのカップル。前傾姿勢の♀のお尻が♂の前の前にきたのでムラムラしたのか愛を囁いて誘います。
♀のOKが出たのでしょう、♂が飛び乗りました。♀は足を踏ん張って体勢を維持します。駄洒落タイトルじゃないですが背痛そうです。(;^_^A
♂は何か叫びながら足をたたんで低い体勢をとります。
♀は尾羽を斜めにあげて♂の尾羽と交差させます。前にも書きましたがカモを除く大抵の鳥類はファルス(陰茎)を持っていないので、互いの総排出口を合わせて精子を受け渡します。
♂は体をよじって総排出口を♀の総排出口に合わせます…が
当然、体がずれて落ちそうになりました。うまく精子を受渡しできたのでしょうか? それとも繁殖には少し早いので、まだ練習の段階でしょうか?
体が離れても、お互い愛おしそうに寄り添います。ラブラブです。
最近セイタカシギの繁殖が成功しない事が続いていると噂に聞いていましたから、今年はうまくいくといいですね。
セイタカシギのラブラブ行為が探鳥会参加者の目の前で繰り広げられました。自然の営みですから堂々としたもんですが、人間がそばにいても警戒しないんでしょうか。
人が性行為を恥ずかしく思うのは、行為の時に外敵に襲われたらひとたまりもないので隠れてするようになったとか聞いたことがありましたが、野生動物はどうなんでしょうね。
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セイタカシギ、背痛かった市議? その2
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