このブログはおよそ1ヶ月遅れの内容です。そのつもりでご覧ください。
ブログの途中で猛禽が小鳥を食べるシーンが登場します。苦手な方はページを閉じてください。
我が家の下の公園でツミを初認してからちょうど60日目、今日も♂は狩りに成功して♀が食べてます。(7月30日撮影)
そのうち♀は獲物の肉塊を持って飛びました。もしかしたら巣に運んでる?と思いボクは自宅を出て公園に行ってみました。
邪魔しないようにボクは植木に隠れながら巣の方に近づきます。♂は近くで見張っていました。
巣のある辺りを見てみたら、ママが獲物を引きちぎってる様子が見えました。ヒナに与えてるんだ…と分かりました。ん? 尾羽が短くない? こっちがヒナ?
よく見えないので反対方向に回り込んでみましたら、見えました! ヒナが2羽います。巣の脇の枝に移動していたので下からも見えました。手前の松の葉が邪魔になってピントが合いません。(>_<)
分かりますかね? まだ羽毛が体を覆っていますが、かなり成長しています。すぐにでも巣立ち出来そうなくらい育っていました。いつの間にこんなに大きく…(@_@)
近くにはカラスたちが群がっています。あわよくばヒナを食べようと狙っているのでしょうか? それともいつもの猛禽嫌いの嫌がらせ?
ツミのママンは凄い形相で団地の屋上からカラスを睨んでいます。少しでも巣の方に近づくと大きな声で威嚇しながらモビング(擬似攻撃)を仕掛けます。
ついに巣でヒナを確認できました。しかも親鳥と同じくらい大きく成長しています。初認から60日目という事を考えると、6月初旬の初認から間もなくして卵を産み、抱卵して、7月初旬にはヒナが孵っていた計算になります。
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!! 若いカップルだから心配してましたが、ちゃ〜んと繁殖成功していたんですね。見守っていたボクも凄く嬉しかったです。
ツミの夫婦もこれからが大変でしょうけど、応援したい気持ちでいっぱいでした。
※野鳥の撮影では、作成中の巣や、巣に入る親鳥、ヒナが孵った巣の写真の公開はしないという暗黙の了解が存在します。ボクが撮影したこの巣は現在すでに使われなくなっており、時間も経過しているので繁殖に影響しないと判断して載せています。