このブログはおよそ1ヶ月遅れの内容です。
昨日お知らせした通り、ツミのカップルが繁殖に成功していました。目立たぬように観察を続けます。ツミのパパが巣から少し離れた木にとまって見張りをしています。(7月31日撮影)
違う木にはママがいて、やはり巣の方を気にしていました。
巣のある辺りを見てみても全くヒナの気配が感じられません。うまく隠れているんでしょうね。ずっと見てたのにヒナに気づかなかったくらいですから…。
ツミの巣のすぐ下の枝にキジバトが2羽いました。一瞬ツミのヒナが巣立ったかと勘違いしてしまいましたよ。(;´▽`A``
キジバトさんは相手の肩に翼を回して仲よさそうです。もしかしたら左の方は幼鳥で親鳥にピジョンミルクをせがんでいるのかもしれません。
見ていて恥ずかしくなりそうなほどイチャイチャしてるように見えましたが、よく見るとやはり親鳥から口移しにミルクをもらってるようでした。ハト類は親鳥の喉の奥にある嗉嚢(そのう)から高タンパクなミルクを出してヒナを育てるんです。
キジバトもツミの巣の傍なら安心だと思っているのでしょうね。
ツミのママもカラスには反応するんですがキジバトには全く無反応。
気がつけばママの喉から、幼鳥の印の一本の縦斑が消えていました。出産を終えて成長して成鳥の仲間入りをしたのでしょうかね。
この日はヒナの姿を確認できませんでしたが、親鳥が近くで押し寄せるカラスを攻撃していたところを見ると、まだヒナは巣に居るようでした。
※野鳥の撮影では、作成中の巣や、巣に入る親鳥、ヒナが孵った巣の写真の公開はしないという暗黙の了解が存在します。ボクが撮影したこの巣は現在すでに使われなくなっており、時間も経過しているので繁殖に影響しないと判断して載せています。