またまた古い記事です。
奄美大島に鳥見ツアーで行きました。前に行った2011年に見ることができなかった2つの鳥を探しにリベンジ旅です。その二日目。(4月13日撮影)
自然観察の森でじっくり鳥を待ちました。大きな木の辺りでコンコンコンとキツツキのドラミングが聞こえるのにオーストンオオアカゲラの姿が見えません。現地ガイドも「先日から見てるけど、この木の何処にいるのか分からない」と不思議そう?
ボクがその木の幹に耳を当てたら中からコンコンと聞こえます。きっとどこかの穴から幹の中に入ってるに違いない…と穴を探して見張っていました。
すると案の定、見張ってた穴からオーストンオオアカゲラがちょっと顔を出しました。頭が赤いので♂ですね。
彫った木くずを咥えています。巣作りの真っ最中だったんですね。
豪快に木くずを下に撒き散らしました。
ツアー参加者の皆さんに知らせて顔を出すのを待って観察会・撮影会になりました。
まだ全身を撮影できていない方は「頭だけじゃなぁ」と不満を漏らしていましたが、早朝に全身撮っていたボクは5分間隔で顔を出すオーストンオオアカゲラは面白かったです。
※野鳥の会では営巣写真の公開は基本的にご法度なのですが、この場所は奄美大島を訪れる人がよく来る場所で、しかもまだ製作中の巣なので繁殖に影響が出ないよう一ヶ月以上時間をずらして公開しました。
奄美大島の鳥見ツアーの様子、明日に続きます。