相変わらず新型コロナウイルスの影響で鳥見を控えています。
探鳥会も殆ど中止になって鳥ネタが尽きたので以前もUPした古〜〜い写真を引っ張り出して「ライフリストの思い出」シリーズを語ります。
今まで見た鳥を撮影した順番に紹介していますので季節感がズレます。ライフリストの最初の方は普通種が続くので今回は少しはしょって4種紹介します。
ライフリストNo-155の鳥は「ミユビシギ」
足指が3本に見えるので三趾鷸、でもミユビシギに限らずチドリ科の鳥は後趾がなく3本に見えるのが多い。砂浜では波と追いかけっこしてる様子がよく見られる。
2011年1月、千葉県の干潟で。冬羽で白っぽく肩のところに小さな黒い模様がある。
2012年10月、三重県の海岸で。波と戯れてるのではなく、波が引く瞬間だけ現れる小さな貝を高速食い逃げしてるらしい。
走ってばかりじゃありません、ちゃんと飛びます。脚環がついてます。
2013年8月、千葉県三番瀬で。夏羽から冬羽に移行中? 旅鳥または冬鳥なので赤い夏羽を見る事は少ない。
2017年11月、千葉県近所の浜で。体も小さいが食べてる物も小さい。冬羽。
ライフリストNo-156の鳥は「ハシボソガラス」
九州以北で留鳥。雑食性だが農耕地でよく見られる。クルミを空から道路に落として割るという頭が良いのがハシボソガラス。都会でゴミをあさるのはハシブトガラスが多い。ハシボソガラスは九州までで、そこから南には殆ど生息しない。
2011年6月、北海道弟子屈で。ハシブトガラスはおでこが出っ張ってますがハシボソガラスはなだらかですね。
2012年7月、北海道礼文島で。ネズミを捕まえましたが、この後逃げられました。
2013年1月、千葉県で。鳴く時は濁った声でお辞儀をしながら苦しそうに鳴きます。
2010年6月、北海道で。クルミを道路に落としているシーンを目撃しました。
ライフリストNo-157の鳥は「クロハラアジサシ」
全国的に見られる旅鳥。海岸より湖沼で観察されるので沼アジサシとも呼ばれる。
2009年6月、千葉県外房で。遠かったのでデジスコで撮影。夏羽に近い。
2012年10月、千葉県で。夏羽から冬羽に換羽中でまだらになってる。
2013年6月、沖縄県の宮古島で。お腹が黒く、くちばしも足も赤いです。
2019年10月、沖縄県石垣島で。幼鳥ですね。
ライフリストNo-158の鳥は「カシラダカ」
冬鳥でほぼ全国で見られる。興奮すると頭頂部が高くなるので頭高。
2009年1月、群馬県の森林公園で。これは♂の冬羽と思われる。
2009年10月、長野県戸隠で。こちらは♀かなぁ。夏羽を見た事がないので雌雄の区別に自信がありません。
2011年3月、埼玉県で。これは完全に♀でしょう。
2016年11月、山形県飛島で。これは♂だと思う。
ライフリストのNo-155〜No-158まで4種類の野鳥を紹介しました。
次に鳥見が大っぴらに出来るようになるまで、このシリーズを続けたいと思います。