相変わらず新型コロナウイルスの影響で鳥見を控えています。
探鳥会も殆ど中止になって鳥ネタが尽きたので以前もUPした古〜〜い写真を引っ張り出して「ライフリストの思い出」シリーズを語ります。
今まで見た鳥を撮影した順番に紹介していますので季節感がズレます。ライフリストの最初の方は普通種が続くので今回は3種紹介します。
ライフリストNo-168の鳥は「セッカ」
主に関東以南で留鳥または漂鳥。東北や積雪の多い地方では稀。青森で本格的なバードウォッチングを始めたボクは珍鳥オオセッカは見ててもセッカは見た事がなかった。
2008年9月、千葉県で。関東に戻ってやっとセッカに出会えました。
両足を別々の茎にかけるのが得意技です。
2010年5月、沖縄県で。青森の鳥友らと沖縄に鳥見旅行した時にセッカを見つけて青森組は大喜び、関東組はしらけ顔。
2013年3月、沖縄県で。ここでは普通種のセッカ。なぜ雪加という名前になったのかよく分からないらしい。
ライフリストNo-169の鳥は「タマシギ」
本州以南で留鳥または漂鳥。一妻多夫で♂が抱卵や子育てを担当する珍しい習性がある。他のほとんどの野鳥と違い、♀が派手な色で♂が地味な色です。
2009年4月、千葉県の畑地で。♂♀居ましたがデジスコで撮れたのは♂だけ。
2009年8月、茨城県の草地で。この時も♂♀居ましたが撮れたのは♀だけ。
2017年5月、埼玉県の農耕地で。やっと♂♀一緒に撮れました。右の♂は地味で見つけにくいですね。やはり子育てを担当する方が目立たないように出来てるんですね。
ライフリストNo-170の鳥は「ツミ」
全国で留鳥または夏鳥。3月頃から繁殖行動が見られ、渡去は9〜10月頃。
2012年4月、自宅下の公園で。♂が捕まえた獲物を♀にプレゼント。
♀はそのプレゼントを食べます。卵を産まなきゃならないですからね。
2017年6月、この年は自宅から見える木に巣をかけました。♂がせっせとヒナや♀に獲物を運んでいました。♂の爪が血で染まっています。
育て上げたのがこのヒナ。ツミは目の色が♂は赤、♀は黄色、ヒナは緑色です。
2019年6月、この年は自宅ベランダから見える格好の位置に巣をかけました。丁度白い産毛のヒナが見えています。
この年は巣立ったヒナが地面でうずくまっており、保護したが怪我がなさそうだったので翌日放鳥しました。思い出深い野鳥です。
ライフリストのNo-168〜No-170まで3種類の野鳥を紹介しました。
次に鳥見が大っぴらに出来るようになるまで、このシリーズを続けたいと思います。