日本野鳥の会・千葉県の青葉の森探鳥会で見た鳥たちです。探鳥会では観察がメインですので、じっくり写真を撮れません。記録用の証拠写真がもっぱらの目的です。もちろんうまく撮れない言い訳です。(ノ_・。)(2月7日撮影)
シジュウカラのツーピーという声とともに聞こえたのが、混群に入ってたコゲラのギーという声。
近かったので♂だけにある「幸せの赤い羽根」が見えないかカメラを向けてみる。
う~ん、この角度でも見えないということは、♀かぁ?
残念でしたが見られたのはコゲラ♀でした。
コゲラ♂の赤い羽根は風でも吹いて後頭部がめくれない限りなかなか見られなので、ボクは勝手に「幸せの赤い羽根」と呼んでいるのです。
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青葉の森探鳥会 その4 コゲラのご飯は焦げら
青葉の森探鳥会 その5 アオジの家計は赤字?
日本野鳥の会・千葉県の青葉の森探鳥会で見た鳥たちです。探鳥会では観察がメインですので、じっくり写真を撮れません。(2月7日撮影)
チッと鳴きながら飛んできたのはアオジ♂。しかし直ぐ後から来たシロハラに追い出されました。(。>0<。)
今度は地面のアオジ♂。すぐ近くなのに逃げません。あまりの近さに探鳥会の参加者も見つけられないほど…。
アオジさん♂お食事中でお口をモグモグ…。
別の場所で見たアオジさん、今度は♀。数羽の群れの一羽です。
いつもは舌打ちするような地鳴きだけで姿をあまり見せないアオジさん。でも都市公園のアオジさんは警戒心が薄いですね。
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青葉の森探鳥会 その6 シメが四面楚歌
逆光のところにシメ♂を見つけました。♂は目つきがきつくギャングみたいな顔に見えるのです。

どうしてこんなにピントが甘いんでしょう?(ノ_-。) せっかくの人相悪い顔がうまく写りません。

今度は地面のシメ♀。女の子は人相悪く見えませんね。

エサを探して地面を歩いています。もう直ぐくちばしが肉色から鉛色に変わるんでしょうね。

この公園はシメが多かったです。15羽くらいの群れで飛んでるのも見ました。でもあまり近くで見られませんでした。近くで見たのは逆光側の♂だけ…(TωT)
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青葉の森探鳥会 その7 シロハラの城、波乱!
日本野鳥の会・千葉県の青葉の森探鳥会で見た鳥たちです。探鳥会では観察がメインですので、写真は記録用の証拠写真がもっぱらの目的です。(2月7日撮影)
先に飛んできたアオジを追い払ったのがシロハラ♂。この日一番多く見たのはこの鳥でした。
今度は地面で葉っぱをひっくり返してたシロハラ♂。
同じ斜面に数羽のシロハラが居ました。これも♂。
これも♂。この日は不思議と♀は近くに来ませんでした。
この日の公園はシロハラが多くてシロハラ祭りでした。シロハラは沢山居るのにアカハラは少ないんです。アカハラは日本でも繁殖してるのに何故少ないんでしょう?
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青葉の森探鳥会 その8 アカハラの体の垢払い
この日の公園はシロハラをたくさん見ましたが、アカハラは少ないのです。やっと一羽を斜面で見つけました。

亜種オオアカハラかなぁ? ちょっと判断に迷う個体です。

徐々に近づいてみましたが、かえって手前の葉っぱが邪魔してしまいました。

亜種アカハラは本州中部以北の山や林で、北海道では平地でも繁殖していますが冬は中部地方以南で越冬するみたいです。冬鳥としてロシア、サハリンからやってくる亜種オオアカハラもいます。なのに冬鳥としてやってくるシロハラよりも数が少ないのは何故なんでしょうか?
この日の比率シロハラ10対アカハラ1を見てそう疑問に思いました。
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青葉の森探鳥会 その9 ルリビタキの回転、くるり!ビタッ!決まった!
この日引率してくれた野鳥の会の幹事さんが数日前に見つけておいてくれたおかげで、同じ場所でルリビタキ♂を見ることができました。

竹林の向こう側でしたが、竹の間から見ることができました。幹事さんは探鳥会の前に何度か下見してるのです。

この個体まだ若いみたいですね。来年あたりは綺麗なブルーになるのでしょうか。

メインになるはずだったトラツグミの場所に猫が居座っていて不発に終わったので、代わりにこのルリビタキ♂がこの日のメインになりました。

参加者の大部分が見られなかったトラツグミですが、ルリビタキは参加者全員がじっくり見られたようです。青い鳥、やっぱり人気者ですね。
野鳥の雑誌BIRDER 3月号に興味深い研究レポートが載っていました。ルリビタキの♂は同じくらいの青色だと激しく争うが、青い色とまだ青い色になりきれてないオリーブ色の♂では初めからオリーブ色の方が降参するそうです。オリーブ色同士の♂だと争うそうですから、ルリビタキの青い色は優劣を争う基準になっているらしいのです。無駄な争いを避けるためルールがあるのですね。
この報告を行ったのが、ボクが写真を数点提供した本「富士山バードウォッチングガイド」の主著者の森本元さんでした。
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今日はひな祭りですね。カミさんの実家でも毎年飾られていたお雛様があったのですが、義妹、義母と相次いで亡くなったので、義父と義母が入所した介護付き有料老人ホームに寄贈することになって施設の食堂に飾られています。

押し入れからお雛様を出したらボクの息子が3歳の時に保育園で作ったお雛様のプレートも出てきました。実家では毎年一緒に飾ってくれてたのです。一緒に梱包されてたので施設に寄贈するときに見つけて懐かしい。施設の方が「できれば一緒に飾らせて」と申し出があったので、そうすることに。
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青葉の森探鳥会 その10 より取り見取りのヒヨドリ
梅の木にヒヨドリがやってきました。蕾を食べる気?

キジバトはゆっくり遊歩道を散歩中。

もちろんカワラバト(ドバト)も居ますが、野鳥の会では外来種はカウントされません。

ムクドリも居ますが、おざなりに写真を撮っときます。探鳥会では撮影のため立ち止まると後ろがつかえてしまうのです。したがってムクドリなどは撮り直ししません。(;^_^A

池ではカワウとカルガモが休んでいました。カワウの目が緑できれいです。カルガモは…寝てる?

シジュウカラが器用に食べてるのはハンノキの実? 相変わらず植物は苦手です。ネクタイ細いので♀ですね。

そしてこの日メインになるはずだったトラツグミ。幹事の方が下見して確認した場所に猫が居座っていて、エサを採りに降りられなかったようです。たった一枚の写真なので再登場。

この公園、猫が多いんです。トイレなどに「猫にエサをあげたら片付けてください、やりっぱなしにすると虫がわきますので来園者に迷惑がかかります」という張り紙が貼ってありました。
猫のエサの容器ごと置いて帰る人が後をたたないのですね。動物愛護という意味を履き違えているんじゃないでしょうか。
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郊外の公園には公害はない
平日なので駐車場はガラガラ。真ん中に大きな木が残されています。

その大きな樹の下に小さな祠があります。婆神様という風邪の神様が祀られているそうです。2月は家族三人風邪に悩まされました。お参りしとこうっと。(;^_^A
公園にはいくつか池があって水鳥も居るんです。オシドリは見つかるかな?

この池で一番大きな声でうるさく鳴いているのがガチョウさん。オレが池の主だと言わんばかりです。

梅林の梅はまだあまり咲いていませんでしたが、この小さな木は咲いていました。
林の中をゆっくり歩いて鳥を探します。

公園で見た野鳥たちは明日から小出しに紹介しますね。
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カルガモの体重は軽いかも
おなじみのカルガモです。さてどっちが♂でどっちが♀でしょう? 正解は終わりの方に…。

こちらのカルガモは片足立ちで休んでいます。片足の方が休まるんですね。

木に登ったカルガモさんたち。実は奥の暗いところにオシドリが隠れています。

よ~~~く見るとカルガモの奥の水面にオシドリの影が映っているんです。

最初の写真、左が♀で右が♂です。色が薄い方、羽根の周りが白く縁取られてるのがはっきりしてる方、頭頂部の色が薄い方が♀です。決定打は上尾筒(腰の部分)の羽根に白い縁取りがある方が♀、ない方が♂ですね。
初心者用の解説のついでに、もうご存知の方も多いでしょうけど名前の由来も書いておきましょう。他の鴨は冬にやってくる渡り鳥ですが、この鴨だけは夏でも冬でも「軽池」で見られたので軽池の鴨、カルガモという名前がついたと言われています。軽池は今の奈良県にあったとされています。
風の竜馬の知ったかぶり講座でした。m(_ _ )m
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マガモは漫画も見ない
池の縁にマガモの♂が見えます。緑の首がキレイですね。

こちらはマガモの♀。♂と全く色が違いますね。

こちらもマガモ、色が全く違いますが両方♂です。右が繁殖羽、左がエクリプスと呼ばれる非繁殖羽に移行中の個体です。カモは♂♀で色が違ったり、季節によっても色が変わるのでややこしいですね。

さらにややこしくしてるのがこれ、同じ池に居たアオクビと呼ばれるアヒルです。

アヒルはマガモを家禽化したものですが、白い色のアヒルのほか先祖返りした色のアオクビアヒルと呼ばれるものがあるんです。アヒルとマガモの間の子のアイガモもいますしね、もう何がなんやら…。マガモより太ってる個体や大きな体の個体が多いのは改良されたためですね。

この池のマガモももう直ぐ居なくなって、アヒルさんだけになるでしょう。ちなみにアヒルはマガモを改良したものですが、ガチョウはガンを改良したもの、バリケンはノバリケンを改良した家禽です。
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バンが番をする
一人で池のある郊外の公園に鳥見に行きました。(2月25日撮影)
池にバンが居ました。水かきはないけど長い足指でスイスイ泳いでいます。忍者のようなクイナの仲間ではよく見られる方ですね。
泳いでる時はスマートに見えるバンですが…
足が立つところでは急に太った体型に…
これなんかバンバン膨れて超メタボじゃない? 人のことは言えないボクだけど…(*v.v)。
さて、風の竜馬の知ったかぶり講座です。田んぼの番をする鳥なのでバンという名になったらしいですが諸説あるみたい。漢字でも「鷭」番をする鳥と書くしね。
我が千葉県では準絶滅危惧(NT)に指定されてるらしい。減っているとは思えない気もするけど…? やっぱり田んぼそのものが少なくなっているのかな。
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大判小判がざっくざく?
昨日はバンを紹介しましたが、今日はオオバン。同じクイナ科の鳥ですが、バン属とオオバン属と属が違います。そう近しい間柄ではなさそうです。見た目で名前が付けられたんですね。

黒い鳥は目がうまく写りません。黒い鳥といっても体はグレーで首から上が黒ですね。

せっかくの水かき代わりの大きな足(弁足)が写ってないのが残念だなぁ。
おっと、オオバンの後ろをバンが横切ります。大判小判が勢ぞろいだぁ!

この二種、大判小判のダジャレ用に両方揃って写真を撮りたいのだけど、仲が悪くて近づくとどっちかが追い払っちゃうんです。この日はばっちり並んでくれました。

オオバンを見るたび宮崎駿のアニメ「千と千尋の神隠し」のカオナシを思い浮かべてしまうボクでした。
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犯人(ホシ)は二郎? いやホシハジロ!
池にホシハジロが泳いでいます。海ガモ(潜水ガモ)なのに、こんな内陸の池にも居るんですね。

翼に白い帯があるのでハジロ(羽白)、ホシは背中の細かい横斑のことだとか…

あるいは赤い目を星にみたてたとか…諸説あるようです。

江戸時代には首から上の色が柿色なのでカキハジロ、または胸が黒いのでクロハジロとも呼ばれていたそうですが、江戸時代後期にホシハジロと呼ばれるようになったとか。
ボク的にはカキハジロが一番ピッタリするような気がするけどな。(*^▽^*)
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オシドリの夫の席は押し取り その1
久しぶりに一人で池のある郊外の公園に探鳥会ならぬ単鳥会に行きました。(2月25日撮影)
池の岸の暗いところにオシドリのカップルがじっと隠れています。
トリミングで拡大しても、こんな感じ。♂が♀にピッタリ寄り添っています。
こちらは♂が2羽。しかし見えないところに上手に隠れます。お隠れモード全開なので、公園を一回りして時間をずらしてみることにします。
しばらく他のところを回って時間が経ってから、もう一度来てみたらオシドリは少し見える位置に居ました。
こんなに派手な色ですから、目立つところにいたら天敵に襲われてしまいますよね。
暗いところ、岸から遠いところに隠れるのはオシドリの防衛本能でしょう。
ここで風の竜馬の知ったかぶり講座。
仲が良いことから「雌雄相愛(を)し」の「をし」からオシドリと名付けられました。仲の良い夫婦をオシドリ夫婦と呼びますね。しかし近年の研究ではオシドリは毎年相手を替えることがわかってきました。♂が♀にぴったり寄り添うのは他の♂に奪われないため。オシドリの♂は♀の1.5倍くらいいるので、あぶれた♂が虎視眈々と他のカップルの♀を狙っているのです。
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オシドリの夫の席は押し取り その2
オシドリの♂が♀にぴったり寄り添うのは他の♂に奪われないためと昨日書きましたが、この日その様子を垣間見ました。カップルが成立したと思われる2羽が居ます。

♂は♀にぴったり寄り添うこともなくリラックスしています。オシドリの雌雄の比率は2対3で必ずあぶれた♂がでてきます。

そのカップルの右側にもう一羽のあぶれ♂が居ます。反対を向いていますが実はカップルの方を気にしています。

カップルの♂は危険を察知したのか♀に近づきます。首を伸ばしてアピールしていますね。右のあぶれ♂は相変わらず反対の方向を向いていますが…

カップルが左の方向に移動したら、付いていくではありませんか。隙あらば♀を奪う気?

しかしカップルが奥の方に行ってしまうと、がっくり首うなだれて右に離れて行きました。

たぶんこの♂同士は以前に争って、または体の大きさなどで優劣がついているものだと思います。力が拮抗していれば激しい争いが起きるからです。♀は自分の子に強い♂の遺伝子を望むので争いが起きれば勝った方になびくのです。
♀は交尾のあと木の洞に卵を産みヒナを育てます。♀が卵を産んだら♂は子育てを手伝うこともなく♂同士の群れになって暮らします。オシドリ夫婦は半年で離婚です。どうです? 仲良しオシドリ夫婦のイメージ変わりました?
夢を壊したのならゴメンナサイです。m(_ _ )m
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交尾は、こう敏捷に…
池のある郊外の公園に鳥見に行きました。(2月25日撮影)
今日はカルガモの交尾や生殖器のことを載せるので、そういうのが苦手な方はこのままページを閉じてくださいな。18禁です。
普通、鳥類の♂は生殖器(ペニス)を持たず総排泄腔という哺乳類で言えば直腸・排尿口・生殖口を兼ねる一つの器官(穴)で交尾します。♂と♀が穴を合わせ精子を受け渡すのです。
ところがハクチョウなどカモ科の鳥は螺旋形の外部交接器(ペニス)を持っています。水中で交尾するために必要なのかもしれません。このことを憶えておいてください。
カルガモのカップルが互いに向き合って首を上下させています。左が♀、右が♂です。これが求愛ダンスです。これで気が合わなければカップルは通常は成立しません。通常でない場合は後述します。
気があったようで♀は体を沈めて♂の前に行きます。
♂が♀の背中に乗りました。素早く生殖器を伸ばして交尾体勢に移ります。
他の鳥の交尾は0.5秒~1秒くらいで終わりますが、カモ科の鳥は10秒くらい続きます。♂は♀の頭に噛み付いて体勢を維持しようとしているのでしょうか、何度も噛み付いて興奮しています。
噛み付いたまま体が離れました。♀は溺れそうに見えて、苦しくないのだろうか…と心配になるくらい。
♂は興奮冷めやらず、胸を張って飛び上がります。普通は♂が♀の周りを半周ないし一周するのですが、この時はしませんでした。擬似交尾だったのかもしれません。
♂が離れると今度は♀が羽ばたきして高揚感を示しています。
カモ科の鳥は水中で交尾するためか外部交接器(ペニス)を使いますが、普段は小さい交接器が交尾の際には数倍に伸びて♀の膣に挿入します。しかも螺旋形のペニスは簡単に外れないようになっているらしいのです。
本来は求愛ダンスを踊り、お互いに気が合わなければ交尾できないのですが、このドリルのような交接器のせいか♀の意思を無視しても♂は交尾可能だというのです。その様子はさながらレイプのようです。カモ科の鳥に交雑種が多い理由の一つかもしれませんね。
繁殖期にはまだ早いので、たぶん擬似交尾だと思います。専門家の仮説では、疑似交尾は他の♂に対して♀の所有権を主張してるのではないかと言っていました。「俺の女に手を出すなよ」というアピールですね。
今日は長々とカモ科の鳥の繁殖行動について書いてみました。鳥によって浮気率が全然違うとか興味深い話は、またいずれ…。
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カイツブリ爽快、粒りっぱだね
池を見て回っていたら、キュララララ…とけたたましい声が響いてきました。カイツブリの声です。ノートリミングだとこの距離です。

トリミングしてやっとこの大きさ。もう夏羽ですね。カメラを構えるとすぐ潜って20秒くらい浮いてきません。どこに出るかわからないのでモグラ叩きのようです。

今度は羽繕いしています。潜らないのならちゃんと写真を撮れるかな…

…と思ったけど、腕がついていきません。夏羽は舌なめずりしたような顔が面白いですね。

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カイツブリの名前の由来は、水を掻いてツブリと潜る…から付けられたのではないかと言われます。古名は「にお」「にほ」と呼ばれ現在は「鳰」という漢字があてられています。もう一つの「鸊鷉(へきてい)」という漢字は難しすぎて書けません。(ノω・、)
カイツブリは水草を集めた浮巣を作って卵を産みますが、川や池の増水で簡単に壊れることから、「鳰の浮巣」という不安定な様子を表す例えにも使われるそうです。俳句などでは夏の季語、有名な和菓子にもこの名前が付いてるそうですね。
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ツグミは口をつぐみます
池から離れて少し山の方にも行ってみました。広い草原広場にはツグミが10羽くらい居ました。

それぞれ「ダルマさんがころんだ」みたいな動きで餌を探しています。

広い草原で身を隠すものがないのでツグミといえども近づいたら逃げてしまいます。ツグミはみんなトリミングで拡大してあります。いろんな色のバリエーションがありますね、この鳥は。もうすぐ名前のように口をつぐんでいなくなるのでしょう。

吉本ばななのTUGUMI(つぐみ) という小説がありましたね。牧瀬里穂主演で映画化もされました。病弱な少女つぐみと従姉妹のまりあのふれあいを描いています。1990年の公開だから、もう25年前かぁ…。
この話に影響されたのか自分に娘が生まれたら「つぐみ」と名付けようかな…という人がいたらしいですが、本物の鳥のツグミの写真を見せたら「やめる」と言ったそうです。(・∀・)
最近のボクのブログのコメント欄に書いてありました。
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