このブログは半月から1ヶ月遅れの内容です。そのつもりでご覧ください。
真夏のある日、小笠原父島まで24時間かけて行き、着いたその日のうちに竹芝桟橋までとって返す弾丸ツアーに参加しました。明るいうちはずっとデッキに陣取って海鳥観察を続けるかなりマニアックな旅です。(8月24日撮影)
二日目の朝になりました。参加者は5時前からデッキに出て準備を始めます。ボクは前日の船酔いの反省から酔い止めの薬を飲んで臨みましたが、皮肉なことにこの日は海は凪いでいました。
海はまだ暗く海鳥もよく見えません。
ようやく陽が昇った時間、海面に海鳥が着水しています。
おがさわら丸が近づいていくので、飛ぶのを待って確かめます。
やっと飛びました、翼下面の模様からシロハラミズナギドリだと分かりました。
シロハラミズナギドリは英名Bonin petrel といい、Boninは小笠原を指す言葉ですので小笠原を象徴する鳥なのですが、今回ボクが見たのはこれが最初で最後でした。いつもはもっと見られる鳥なんだけどなぁ。
小笠原諸島は江戸時代に無人島(ブニンジマ)と呼ばれて、それが英語表記のBonin island の元になったといわれています。
往復三日間の小笠原海鳥観察弾丸ツアー、しばらくこのシリーズ続きます。