相変わらず新型コロナウイルスの影響で鳥見を控えています。
探鳥会も殆ど中止になって鳥ネタが尽きたので以前もUPした古〜〜い写真を引っ張り出して「ライフリストの思い出」シリーズを語ります。
今まで見た鳥を撮影した順番に紹介していますので季節感がズレます。ライフリストの最初の方は普通種が続くので今回は2種紹介します。
ライフリストNo-126の鳥は「ハイタカ」
オオタカと識別が難しい猛禽ですね。遠目では決め手にかける場合も多いです。撮った写真で判定する時もしばしば。
2009年4月、東京都で。一瞬空を横切った猛禽を野鳥写真家K氏が見て、大きさからハイタカ♂かツミ♀か迷ったようで「今の翼指は何枚?」と聞くので「6枚です」と答えると「ハイタカか、やっぱり最初の印象が合っているなぁ」と納得してました。
2009年5月、青森県竜飛岬で。海峡を渡って北海道に飛んで行きました。
2011年11月、千葉県で。行徳観察舎の特別観察会で見ました。
2012年1月、千葉県で。自宅のそばの神社に初詣に行く途中、空を飛びました。尾羽の角が丸味があるのでオオタカかなぁとも思いましたが…。
ライフリストNo-127の鳥は「ヒヨドリ」
スズメと並んで超普通種のヒヨドリですが、こんなに順番が後なのはボク本人も驚きました。きっと忘れられていたんですね(笑
亜種も多いので撮った分だけ紹介します。
2011年5月、千葉県の自宅下の公園で。基亜種ヒヨドリ(北海道から鹿児島県あたりまで)
2012年2月、北海道根室市で。昔は北海道では亜種エゾヒヨドリと言われてたのですが夏に基亜種ヒヨドリも渡ってくるので、区別が難しく今は統合されたみたい。
2010年7月、東京都小笠原諸島の母島で。亜種オガサワラヒヨドリ(小笠原諸島)
2011年4月、鹿児島県奄美大島で。亜種アマミヒヨドリ(トカラ列島、奄美諸島)
2010年5月、沖縄本島北部で。亜種リュウキュウヒヨドリ(沖縄諸島など)
2009年12月、沖縄県石垣島で。亜種イシガキヒヨドリ(石垣島など八重山諸島)
2012年3月、沖縄県与那国島で。亜種タイワンヒヨドリ(与那国島)台湾にはヒヨドリは居ないそうです。何故ヨナグニヒヨドリと名付けなかったのでしょう?
亜種とは生物の分類の一番下層のことを言いますが、同じ種なのに地域差が出た種の事も言います。種として独立させるほど大きくはないが、変種とするには相違点の多い一群の生物に用います。見た目に分からなくても捕獲して調べると明らかな差があるそうです。DNAとかも違うのかな?
ライフリストのNo-126、No-127まで2種類と亜種5種類の野鳥を紹介しました。
次に鳥見が大っぴらに出来るようになるまで、このシリーズを続けたいと思います。