相変わらず新型コロナウイルスの影響で鳥見を控えています。
探鳥会も殆ど中止になって鳥ネタが尽きたので以前もUPした古〜〜い写真を引っ張り出して「ライフリストの思い出」シリーズを語ります。
今まで見た鳥を撮影した順番に紹介していますので季節感がズレます。ライフリストの最初の方は普通種が続くので今回は少しはしょって5種紹介します。
ライフリストNo-128の鳥は「ノスリ」
青森では別名マノクソタカと言いました。馬の糞ほどありふれたタカという失礼な意味ですね。関東ではバカタカとも呼ばれたとか。なんとも可哀想な扱いです。
2009年5月、青森県竜飛岬で。津軽海峡を渡って北海道に飛んで行きました。
2017年12月、千葉県で。お腹の腹巻き模様と翼の黒いノスリ斑が特徴です。
2018年2月、神奈川県で。尾羽がボロボロ。
2018年10月、小笠原母島で。餌が乏しいので体が小さ目の亜種オガサワラノスリ。研究用の発信器を背負っていました。
ライフリストNo-129の鳥は「ニュウナイスズメ」
頬にホクロがないスズメですね。夏鳥として日本全国で見られます。
2019年5月、青森県で。♂がヒナ用の虫を咥えています。子育て中なのですね。
2019年5月、青森県で。こちらは♀。スズメは雌雄同色ですがニュウナイスズメは雌雄で全く違います。
ライフリストNo-130の鳥は「マミジロ」
中部地方以北で局地的に夏鳥。林の中から滅多に出ることが少ないので観察しにくい。5月27日に4コマ漫画でも紹介しましたが、ボクに縁がうすい鳥です。
2008年5月、青森県で。撮影したのは午後7時過ぎ、暗くてシルエットのみ。特徴の白い眉も微かに見えるだけ、よく確認できません。証拠写真になりませんね。この鳥に出会ったのはこの一度だけ。リベンジ枠の上位の鳥です。
ライフリストNo-131の鳥は「コチドリ」
黄色いアイリングが特徴のチドリ類。九州以北で夏鳥。雌雄の見分けかたは目の後ろ側(耳羽)を見ます。黒かったら♂、茶色だったら♀です。
2011年4月、千葉県で。こちらが♂。
2011年4月、千葉県で。こちらが♀、目の後ろの部分をよく見ます。
2012年3月、沖縄県与那国島で。こちらも♂、肥やしの上です。
2018年12月、愛知県で。これは冬羽なのでボクは雌雄の区別が出来ません。幼鳥かなぁ?
ライフリストNo-132の鳥は「クロツグミ」
九州以北で夏鳥。この鳥もボクは縁が薄い鳥です。
2008年5月、青森県で。足元に降りてくれたけれど顔は向こう向き。
2011年5月、山形県の飛島で。一瞬目の前に現れたけれどシャッター押せたのはこの一枚だけ。しかも枝被り(涙
ライフリストのNo-128〜No-132まで5種類と亜種1種類の野鳥を紹介しました。
次に鳥見が大っぴらに出来るようになるまで、このシリーズを続けたいと思います。